防水・防振・防塵用のパッキンから概観部品用のゴムまで
あらゆるお客様のニーズに対応して、ゴム金型を
制作しております。
一流料理人が言う「魚料理は包丁が命」
包丁の切れ味が悪いとそれだけで魚の味が落ちてしまう。
だから包丁は自分で研ぎ、研ぐ技も一流を身に着ける。
当社は料理屋ではありませんが素材を上手に切る必要性は同じです。
魚よりはるかに硬い金属を切る訳ですから、包丁いわく工具の切れ味が悪ければ、綺麗で精度の良い金型はできません。
金型の材料である金属を切る場合の重要な要素が
○切削条件(切削速度と切込量)
○材質
○切削油
と業界では言われていますが、包丁いわく工具にはあまり触れていません。これは工具は切削理論が難しく、また理論に適合した工具を金型屋が作ることが不可能だったからです。
以来、工具は工具メーカー製を購入する物と業界の常識になっていました。そこで当社はより良い金型を作るために、工具にも目を向けました。
当社の仕事に最適な切削理論の見直し。
工具メーカー添付の切削条件の否定から始め
○工具材質
○工具の形
○工具の切削条件
を見直し、工具を自社で製作するまでになりました。また、工具の精度を0.001mmまで追求するために工具の製作は専用NC工作機械で行っています。
硬い鉄を削る機械で柔らかいゴムを削ることもできます。
あらゆる試行錯誤で、シリコンゴムを切削できるまでになりました。